魂を込めるという行為の巻。

昨日妻が教えてくれた探査機「はやぶさ」の地球への帰還。
妻とパソコンの前でUSTでの中継を見ていたのですが、回線がとぎれとぎれで、それでもなんとか帰還した所を見ました。

で恥ずかしながら自分はこの「はやぶさ」のことを、全く知らなかったのですが、調べてみると数々の困難や危機を乗り越えて、無事に地球に帰ってきたようで、知れば知るほど感動がこみ上げてきます。

そしてなによりも開発者や「はやぶさ」に携わった人たちが「はやぶさ」を息子のように思っていることもわかりました。

やはりモノでも作った人や携わった人が一生懸命に魂を込めたものには本当に「魂」がこもるように思います。

これは自分が音楽を作っていても思う所で、自分が作った曲は自分の子供のようであり、提供したトラックは自分の娘を嫁がせたような気持ちになります。

モノを作る上でやはり一生懸命モノと向き合い、それが「魂を込める」という行為になり、結果いろいろな人々に伝わって感動を与えるのだと思います。

「最後にはやぶさに地球を見せてあげたい。」
探査班の思いでカメラを地球側に向けさせてあげる。そしてはやぶさが最後に見た地球の画像がとてつもなく美しい。

http://mainichi.jp/select/wadai/graph/2010hyabusa/35.html

そしてそのはやぶさの最後の燃え尽きる姿。
http://www.youtube.com/watch?v=gfYA4f-AIL0

単なる探査機なのに、だれもが「おかえりなさい!!」とツイッターでつぶやき、涙した。

デリックメイが「マシンで作るからこそ、ソコに魂を込めなくてはいけないんだ。」と言っていたことを思い出しました。