hirotec new album『Universe Stroll』のアルバムコンセプトについての巻。

 hirotecの新しいアルバム『Universe Stroll』がいよいよ次の金曜日、9/27(金)に配信されるということで、今回はアルバムのテーマについて書きたいと思います。

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 アルバムタイトルUniverse Stroll』は日本語で『宇宙散歩』。最初は尊敬する藤子F不二雄先生の『21エモン』の宇宙旅行が当たり前の時代設定と、その中でいろんな宇宙人が泊まりに来るボロボロの旅館が舞台という世界観が大好きで、家族旅行で別の星に行くコンセプトでアルバムを作りたいなと思っていました。

 ただコンセプト通りに曲が出来るわけでもなく、コツコツ2年半曲を作り貯めていました。そして改めてコンセプトに立ち返った時に、家族で近所を散歩して猫を探したり、買い物したり、自転車でこども館に遊びに行ったりという日常もこの広大な宇宙の中で行われていることだし、近所の散歩は宇宙を散歩している事と同じだなと気がついて、家族や自分の日常と宇宙が繋がる『宇宙散歩』という日本語タイトルが思いつきました。最終的に世界配信を考えて英語タイトルで『Universe Stroll』となりました。

 アルバム2曲目『 Sleeping Machine』は壊れたMC-307の鎮魂歌であると同時に、観光のための人口星で、今は廃れてほぼ廃墟になっていて細々と暮らしている人がいるが、それが逆に話題になって観光地になるなんていう物語を考えていました。

アルバム最後の『Zero Gravity Samba』はサンクラにアップするときは21エモンのどんな騒音を出してもOKな公園のエピソードで、爆音で踊るコマを使っています。

 ただこの無重力の中で踊るっていう発想はこれまた尊敬する手塚治虫大先生の『火の鳥 宇宙編』に出てくるエピソードが元になっています。ヒロインと牧村五郎が出会うきっかけになったシーンです。

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 こうして書くと改めて藤子不二雄先生(あえてA・Fを分けずに・・)と手塚治虫大先生の影響が自分は大きいのだなと思います。

 

まあそんな感じでこちらでアルバムダイジェストを聴きながら配信日までお待ちください。。。

 

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