2015.3.22 hirotec liveをアップしましたの巻。
以下のURLにて無料ダウンロード出来ますのでぜひぜひダウンロードしてお聴きください。
↓ダウンロードはコチラ↓
http://xfs.jp/ndEuMT
（セットリスト）
1. 夜吹く風
2. 95-15
3. ぼくのテクノ
4. Beat it (hirotec remix)
5. 雲のうえ、空のした
さてさて改めて今回はこのブログにてライブ音源の解説や状況について書こうかなと思います。
まあもう落選したオーデョションなのですが、自分なりに改めて聴いてその敗因もわかります。
まず野外フェスで盛り上がる音を相手方は求めていたのではないかなと思います。自分と同日にオーディションでライブをし、一次通過したバンドのライブパフォーマンスと自分のライブパフォーマンスを比べてみるとすごくわかります。
そりゃアマチュア枠で短時間しかないわけで、一気に盛り上がってハッピーな感じの方が受けるなと。自分ももちろん盛り上がりを考えたのですが、それよりも全体の世界観を優先したし、そもそもバキバキに盛り上がる曲がないってのもあります。
あとライブ音源を冷静に聴いて、マイケルの『Beat it』は後半に歌がトラックとずれています。これもiPodから流したアカペラ音源のカウントに合わせて307のトラックを再生するという恐ろしくアナログな方法なもので、307のターンテーブルエミュレーションって機能でトラックの早さを調整したのですが、それも限界があるなと。
あと致命的な部分としては音源の21:41あたり、丁度307でパターンからパターンに移る時に、急に「ビャ～ン！！」と音が大きくなってしまったんですよね。
これは自宅の練習では全く起こらなかった事態で今までもそんな事は起きた事は無く、ステージ上で滅茶苦茶動揺しました。
一緒に戦う同士である307が悲鳴を上げたような感じで、自分としてはとても切なかったです。未だに原因は不明です。
今回音源をアップするのを悩んだのはコレのためです。まあコレも含めて記録として聴いてもらう覚悟をしました。
まあアレコレと反省点を書きましたが、今度は良かった点を。
音源だけ聴いていると、なんでココでお客さんが盛り上がっているのだろう？って所があると思います。実は『ぼくのテクノ』の時にhirotecのロゴTシャツを脱いで、ケンイシイの『EXTR』Tシャツになったからなんです。自分も興奮して「東洋のテクノゴット！！！！」って叫んでいます。さらにマイケルの時はさらにそれを脱いでマイケルTシャツになり最後までライブをしました。
あと映画のセリフを使って曲と曲を繋げたのも上手くいきました。このセリフの元ネタは『そして父になる』という映画から使いました。凄い映画なのでオススメです。
最後に結局落選はしてしまったのですが、後悔はしていません。若いバンドばかりの中、妻子持ちのテクノおじさんが力を振り絞ってかましたわけで、悔いはありません。
落選した事にモヤモヤし、改めて音源を聴いて思ったのは自分は映画『ロッキー』だったのだなと。
映画評論家の荻昌弘氏の言葉を借りれば「人生するかしないか、その分れ道でする事を選んだ」のだと思います。
ロッキーが吊るされた肉にパンチを打ち込むように、自分は307に思いを打ち込んで、ライブに望んだのだとw ちょっと美化し過ぎかもしれませんが、そう思っています。
これからも自分のテクノに忠実に、活動を続けていきたいと思います。あらためてありがとうございました。
※※参考資料※※
Ken Ishii 'Extra' - Music Video (HD)
※このPVは95年当時、初回限定アルバムにCD-ROMが付いていてそれじゃないと観れなかったPVです。こうしてネットで観れるなんて良い時代です。ちょっとグロテスクなんで初見の人は注意を。でもカッコいい。
https://www.youtube.com/watch?v=t6maVVFs0As
映画『そして父になる』
※映像が恐ろしく美しく、そしてテーマは重く。ライブで使ったセリフのシーンもとてつもなく美しい。そしてネタバレしてしまうと、テクノっ子として最大のビックリシーンはまさかのピエール瀧！！
http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/
ロッキー (Rocky)
※ダイジェストだけで泣ける。心境としてままさにこんな感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=3ajRd56jnLo
荻昌弘・映画解説 「ロッキー」
※これはTBSラジオのタマフルで流れてとても印象に残っている解説です。最後の言葉にやられます。
https://www.youtube.com/watch?v=Vx5YovmVxUA
