野良根性の巻。

最近自分が感じる「野良感」について書きたいと思います。

多分ヒップホップなら「ストリート感」、美術なら「アウトサイダーアート」、テクノなら初期のデトロイトテクノやそこから派生した音楽みたいな感じでしょうか。

いわゆる正規の音楽や芸術教育から離れた所から芽を出した表現でしょうかね。

自分はそう言ったものにとてつもなく魅力を感じてしまいます。
特に80年代以降テクノロジーの発達によって楽器の弾けない人が生み出した音楽であるテクノやヒップホップはその最たる例だと思います。

ただヒップホップもテクノもジャンルとして生まれてから随分と経ち、変化していき研究もしつくされてきたと思います。

それでもまだまだ新しい音が生まれてきます。そして新しい音はいつも意外な場所やシーンから生まれてくる様に感じます。
それがシカゴのゲットーだったりとかね。

たしかに音楽的な知識に基づいていない音楽や表現かもしれませんが、まさに野良で生まれた分、タフで説得力のある表現になっているのではと思います。

自分の音もこの「野良」の音でありたい、そして自分自身の精神も「野良」でありたいと思うのです。


時代はあっという間に流れて今やパソコン1台で音楽が作れてしまう今でも、自分はMC-307を使って曲を作り続けたいのです。

たぶんパソコンでいい音楽を作る方法を知っている人は世界中に何億といると思いますが、MC-307でそれを作る方法を知っているのは数少ないと思います。

明日、新しいMIDIキーボードが届くので心機一転、フレッシュな気持ちで「野良精神」、「野良根性」を心に頑張って行きたいと思います。

とまあ恥ずかしいくらいのガンバル宣言をブログに書いてしまったw