音を味合うの巻。

娘にいろいろな曲を聴かせているのだが、反応する曲と反応しない曲がある。で今の所確実に反応してニコニコしながら踊り出すのがこの曲です。

Madlib - Slim's Return
http://youtu.be/apN0AXjJxQE

この曲はトラックメーカー、マッド・リブがあの有名なジャズレーベル「ブルーノート」の音源を公式にサンプリングして作ったアルバムの1曲です。

な～んでこの曲に反応するのかわからないのですが、テクノみたいな早くてジャストなリズムよりも、ブレイクビーツ的な跳ねるビートの曲が好きみたいで、さらに最初や途中に入るボイスサンプリング（声）に反応しやすいんじゃないかしら？と思います。

画像は曲を聴いている時に、「この人がこの曲を作った人だよ。」とCDケースを渡した所、曲を聴きながら、CDケースをなめはじめ、舌でも音楽を味わっている姿ですW

この姿を見て思ったのですが、音楽って音だけを耳で聴いているだけでなくて、ジャケットデザインを見つめたり、音から映像を想像したりして聴いているんだなという事を改めて気がつかされました。
まあさすがに舌で味わった事はないですがw

でもって自分も毎日音楽を味わっているわけですが、ある失敗をしてしまいました。

前からリリースされるのが楽しみだったライムスターの『ダーティーサイエンス』というアルバムと、タワレコにたまたま行って視聴したら滅茶苦茶よかった5lack x Olive Oilの『５０』というアルバムを我慢出来ずに両方同時に買ってしまいました。

家に帰ってまずはライムスターから聴くのですが、ちょっと自分が期待し想像していた感じと微妙に違う雰囲気でした。
でもこのアルバム一枚だけ買っていたなら、何回も聴いて馴染んでいくかもしれない感じなのですが、この微妙な雰囲気のまま、もう一枚の『５０』を聴いたら、これがドンピシャで、結果こればっかり聴いている感じです。

思うのですが、最初は馴染まなくても何回も聴いている内に良さが出てくるいわゆる「スルメ」的なアルバムもあるのですが、今回は噛み砕いて味合う間もなく次の料理に手を出してしまった感じで、なんだかもったいない気がします。

前も２枚同時に買って片一方しか聴かない状態になったことがあり、今回のことで反省し、なるべく一枚ずつ買う様にしたいと思います。