マンガの神様の巻。

ずっと自分のアルバムの話ばかりだったので、たまには違う事を書きたいと思います。

ワタクシ、ただいま2年に一回くらいの周期で巡ってくる空前の手塚治虫ブームでありまして。

キッカケは職場の学童に来ている子がブラックジャックにハマっていて、ブラックジャックの話をイロイロしたのが始まりです。

久しぶりに読む手塚作品はホントに面白いのですが、ちょっと残念な問題もあります。

それは未完で終わった作品が自分の本棚に多いという事ですね。
グリンゴ』『どついたれ』など、さあこれからどうなるんだろう!?と言う所で終わってしまうんですよね。

コレは手塚治虫が死ぬ間際までマンガを描いていたわけで、永遠に物語の先がわからないのです。
『どついたれ』は久しぶりに読んだものだから、すっかり未完であることを忘れていて、「うあ!!ココで終りなの!?」と改めて衝撃を受けました。

あと兄弟そろって手塚ファンなので、兄に貸した作品や、逆に兄が買って自分の家にある作品がゴチャマゼになっている状態なので、もう一回読みたいものは買い直そうかなと思っています。

あと随分昔に読んだ『アドルフに告ぐ』を買おうか迷っています。そうそう、『人間昆虫記』も欲しいな~・・・

さてさてそんな自分だけの手塚ブームですが、YouTubeを検索したら、何年か前にNHKアーカイブで放映され、もう一回見たかった、手塚治虫のドキュメント番組を見つけて改めて見ました。

コレは必見です↓

手塚治虫 創作的秘密 1/5
http://youtu.be/OMTQar91ZBk

この番組、手塚治虫が無くなる三年前の密着ドキュメントなんですよね。もうこの時点でマンガの神様なのに、締め切りに追われてギリギリまでマンガを描き、三日で三時間しか寝てなくて、アニメも制作し、さらに最後には「丸が描けなくなった。」「アイディアは沢山があるが絵を描くのが追いつかない。」といい、「昔はこれで腕立て伏せができたんですよね~」と逆立ちをしてみせる。

コレが無くなる三年前なのか!?

神様だけど人間臭く、作品に対して貪欲で、凄い集中力で、正直言って見ていて恐ろしくなりました。

こりゃだれも追いつけないよ。
かなり作品は読んだけど、まだまだ知らない読んだことの無い作品が一杯あります。

もし読んだ事のない人はぜひ「火の鳥」「ブラックジャック」あたりから読み始めて、ハマり出したら、ぜひ「MW」や「ばるぼら」など大人向けのマンガを読んで欲しいです。


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