映画『トロン・レガシー』を見てきたの巻。

http://profile.img.mixi.jp/photo/member/33/55/12233355_2141902235.jpg
今日仕事が休みだったので、かれこれ1年くらい前から楽しみにしていた映画『トロン・レガシー』を見てきました。

この映画、1~2年前くらいにアメリカのSFフェスティバル的な会場で製作発表&予告が公開され、ソレをYouTubeで見て以来、あの『トロン』の続編が作られるととても楽しみにしていました。

ちなみにコチラが82年に公開された『トロン』の映像。
Trailer - Tron (1982) #2
http://www.youtube.com/watch?v=gZNbAKkipcU

メカデザインはシド・ミード大先生!!衣装はフランスの漫画家メビスス。今見ても斬新なビジュアルです。

そして今年の夏あたりから流れ始めた『トロンレガシー』の予告がより期待度を高め、さらに音楽があのダフト・パンク!!もう予告の動画を毎日見るくらいでした。

ダフト・パンク - Derezzed 『トロン:レガシー
http://www.youtube.com/watch?v=2P9xCNHKPuQ

こんな予告を見せられてしまったら、そりゃ期待も棒高跳び選手ブブカの記録並みに高くなります。

で今日見に行こうとずっと前から決めていたその前夜、我らがラジオスター、伊集院光氏が自身のラジオでなんとこの『トロン・レガシー』がつまらなかったと話すではないか!!

ウ~ムと思いながら眠りにつき、次の日劇場に。
3D料金なる普通の作品より高いお金を払ってドキドキでスクリーンへ。

見終わる。

ん?う~~~ん・・・・・あれ?あんまり面白くなかった(涙)

期待が高すぎてしまったのか、ストーリーやその中に出てくる設定がどうにもこうにもイマイチ伝わらない。

映画、特にSF映画って言ってしまえば「絵空事」。
でもその「絵空事」を「絵空事」ではなくて、まるで自分自身の事や現実社会の問題定義になるように感じられる説得力がないと、なんだか画面ではがんばってやってるけど、イマイチその大変さが伝わらないな~となってしまいます。

あのプログラムが実世界に出てくるっていう危機感がイマイチわからなかったし、世界の常識やら宗教やらが変わると言っていた、自然発生したナントカ遺伝子のナントカ生命体ってなんなのか?

もう少しSF設定をしっかりしつつ、ソレがどう現実世界に反映されるのかとかを描いて欲しかったです。

デザインや世界観や音楽は最高なんだけどな~
まあそもそも昔の『トロン』も正直言ってデザインや絵は最高だけど、ストーリーは結構退屈で、そのアップデート版だったんだな~と思いました。

でももっと面白くする事できたんじゃないかしら・・・・
とりあえずmixiのプロフィールの画像をトロン風にしていました。