ラッパーの顔を見て考えたの巻。

日本語ラップを聴くようになり、日本人のラッパーの顔を見ていると、ふとある事に気がつきました。

みんな「イイ顔」をしているのです。
この「イイ顔」とは別にジャニーズのような「整った顔」ではなくて「味がある男の顔」なのです。

般若
http://www.spaceshowertv.com/blackfile/studiolive/041.html

SEEDA
http://www.spaceshowertv.com/blackfile/studiolive/032.html

NORIKIYO
http://www.youtube.com/watch?v=u2QJhjqq7xo

Anarchy
http://www.youtube.com/watch?v=P4_HwzxnG0I

鎮座DOPENESS
http://www.youtube.com/watch?v=tmAG0X21FIs

みんないい顔してますね。自分はこのイイ顔を見ていると、まるで昭和のヤクザ映画をみているような感覚になることがあります。

若き頃の菅原文太とか高倉健とか松方弘樹とか・・・
なにか危険な匂いと同時に男の色気を感じてしまうような感じです。

昔の俳優はかなり「やんちゃ」な人が多かったようで、そんな人がそのまま、ヤクザを演じていた事もあったようです。
でも今の時代は東京ポッド許可局で話されていたように「ツッコミの時代」であるため、「やんちゃ」な話をすると、すぐに抗議の電話が来たり、ブログが炎上したりして俳優生命の危機になってしまいます。

まあ別に「悪い事」をしても良いと言っているわけではないのですが、それを「やんちゃ話」として片付けられるような時代ではなくなったし、「男臭さ」を求めない時代になったのだと思います。

昭和にあった「男臭さ」という価値観に虐げられてきた女性とオタクの逆襲なのかしら?

結果お茶の間のテレビ&映画のスクリーンにはすっかり「男臭さ」(男臭さだけではないんだけど)からくる「イイ顔」を見れなくなってしまいました。

男臭いと思われるエグザイルも歌声や歌詞の内容は意外とソフトだったりとか。

そんな中で日本語ラップの世界ではイイ顔を一杯見れます。
こんなイイ顔がお茶の間のテレビで流れればな~と思う日々です。