人生で初めて見た韓国映画で、一番好きな韓国映画の巻。

近所のレンタル屋がセールをしていて、前から見たかったDVDを何本か借りました。

その中の一本が韓国映画八月のクリスマス』です。

この映画、十年前くらいににNHK教育テレビにて日曜の午後やっていたのを偶然見て知りました。

人生で初めて見た韓国映画なのですが、映画の中で描かれる日常やその空気感が素晴らしく、淡々としていながら目が離せない映画でした・・・・が、しかしお昼を食べてすぐだったからか、当時の私は映画の途中で寝てしまい、起きたらラストで主人公が・・・になっていました(涙)

その後ずっと心の片隅にあった映画で、この前機会があったので借りてみたわけです。

う~んこりゃ名作ですよ!!
台詞で無駄に説明しない分、そこに流れる人の気持ちや表情が際立ち、とても美しく慎ましやかな空気感が描かれ最高な映画でした。

そしてなにより主人公を演じるハン・ソッキュの明るく優しい笑顔がとても良くて大好きです。

でもっていろいろ調べてみるとこの映画の監督、ホ・ジノ氏は小津安二郎を尊敬しているらしく、なるほどこの日本映画と似た空気感はココからくるのだなと思いました。
ちなみにホ・ジノ監督の初監督作品らしいです。

説明過剰、演出過剰、コミックのドラマ化などなど、くだらないウンポコドラマに飽きたひとにゼヒゼヒオススメです!!