今年初の出鼻をくじかれるの巻。

自分が聴いているTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の映画批評コーナーが面白く、去年かなりオススメとして紹介された韓国映画シークレット・サンシャイン」や日本映画「ぐるりのこと」など、見ようか迷っているうちに公開が終わってしまう事が多々ありまして。

さらに自分が会員になっている近くのレンタル屋の品揃えがハンパなく悪いので、紹介されDVDになってもレンタル屋に無い事も多く、

「今年は見たいと思った映画をちゃんと映画館で見よう」という目標を立てました。


で今年の一発目に決めたのは「CHEチェ 28歳の革命」です。
もちろん料金が安いレイトショー1200円でレッツ・ゴー!!

と鼻息を荒くして見に行ったのですが・・・
この映画、チェ・ゲバラの事やキューバ革命の事をある程度知らないとチンプン・カンプン&置いてけぼりになってしまう演出で、結構見ていて辛かったです(涙)

なじみのない南米の名前が覚えられなかったり、地名がわからないため、今どこで何がど~なんているのかわからなかったり・・・・

なんせ登場人物がみんなヒゲ面なんで最初誰が誰だかわからない!!
「え?フィデルって誰?・・・うん?あれ?あ、カストロの事か」みたいな事が何回もありました。

そんな感じで延々山道を歩いたりゲリラ戦をやるから、ジャングルに置いてぼりなってしまったような心細い気持ちになりましたw

もし見に行く予定の人がいたら、かなり予習して行く事をオススメします。
この映画はゲバラを知っている事前提で話が進んでいく映画でした。

例えるならば・・・・
織田信長をしらない外国人に、いきなり本能寺やら、鉄砲隊の映像をフラッシュバックで挟みつつ、ひたすらどこだかしらない名前の戦地への移動シーンが続き、急に戦闘シーンになったり、どうやら明智光秀らしい人(みんなちょんまげ&聞き慣れない名前だから区別が難しい)がウロウロしてたりする演出の映画『織田信長』を見せる感じかしらw

そりゃ無理だよ!!