水戸黄門とテクノの巻。

トム「ヘイ、エディー、今週の水戸黄門はチェックしたかい?」

エディ「もちろんだぜトム!!今週もカオル・ユミのニンジャ・スーツがタイトだったぜ」

トム「オイ、エディ、お前はカオル・ユミにイカレチまってるな。オレはミスター・カクの素手でのサムライファイトにしびれちまったぜ」

エディー「それにしても毎回印籠を出すシーンはマジでドープなよな」


とまあ世界のどこかでこんな会話がなされているのかしら?
随分前のブログにも自分が家族と一緒に毎週『水戸黄門』をチェックしている事を書きました。

まあ父親と
「黄門さまが疲れた~と言った所にちょうど切り株があるぞw」
「絶対この悪代官の話を天井で由美かおるが聞いてるよw」
「『静まれ~』の一言でみんな整列してるw」

な~んて突っ込みつつ毎週楽しみに見ているのですが、ず~と見ているとある事に気がつきました。

毎回話の流れは同じだけど、その中でいろいろなパターンがある事。そして毎回同じ話の流れなのに回によって面白い話とつまらない話があるのです。

でイロイロ分析すると、悪者がはっきりしていて、その悪者がかなり悪い事をしている時、ストーリーが詰め込みすぎず、でもスカスカでもなく丁度良いバランスを保ち、話の流れが明確な時の回が面白い事に気がつきました。

実はバランスが良い回って2・3回に1回だったりします。
あそこまでテンプレートが決まっているのにその中でバリエーションを作りつつ、わかりやすいドラマを作る大変さがわかります。エンターテーメントって難しいっすね。

でこれは毎回見ているからその差異がわかるわけで、見てない人には「ど~せ勧善懲悪で印籠みせれば解決でしょ。」となってしまいます。

これとよく似たのがテクノです。
昔よく言われました。

「テクノってドン・チ・ドン・チの繰り返しで全部おんなじじゃん」w

どのジャンルも一括りにされますが、ちゃんと辿っていけばそれぞれの差異があるんですよね。

ただ自分にはスカとレゲエとフレンチエレクトロを聴くと曲が全部同じに聴こえますw