11.15に感じた事、考えた事の巻。

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前回はライブレポートでしたが、今回はイベントLovePlanet Vol.0 をやって思ったり考えた事を。

一番衝撃だったのはみんなCDJがメインな事ですね。
自分の周りの人間(放研連中ね)のほとんどがアナログレコード派で、CDJも使うんだけど基本&基礎はアナログレコードでのDJです。

でも今ほとんどの人が最初からCDJでDJを始めている状態なのです。

アナログ人間にはコレはかなりの衝撃です。

DJやった事のない人にわかりやすく例えると、白黒テレビとカラーテレビ、黒電話と携帯電話、ファミコンPS2、ぐらいの価値観のギャップがあると思います。マジで。

ファミコン世代と最初からPS2がある世代では、同じ「テレビゲーム」という言葉でも意味が全く違ったモノになると思います。


具体的に上げていくと、まずCDでDJが出来るのだから、わざわざ曲のアナログ盤を探して買わなくても良い。
そもそもアナログ盤が出ていない音楽(普通のJ-POPとか)でもDJが出来るので、DJとしての音楽でもあるダンスミュージックなんてジャンルが関係なくなってしまう。

あとCDJってBPM(曲の早さ)が表示されるのもあるらしいですね。
アナログDJで一番の難関は今かかっている曲と次にかける曲のBPMを自分の耳で合わせなくてはいけない事で、これが結構大変でした。

でもBPMが表示されれば、それを目安として合わせやすくなります。

アナログDJが主流だった時代はレコードを持っていて、曲のBPMも合わせられる結構ハードルの高いモノでしたが、CDJの登場で一気にやりやすいモノになったと思います。

一番価値観が違うな~と思ったのは、ライブの会場にはターンテーブルはあったのですが、使って初めて気がついたのが、暗くてレコードの溝が全く見えなかったのです。だからどこに針を落とせば曲の頭なのか全くわからないのです。

そりゃそうです。CDJがメインなわけで、CDには溝なんてないし、針を落とすなんて事しないですもんねw

ライブ中にその事に気がつき、レコードの頭出しがなかなか出来ず、凄く焦ると同時に、時代の流れをヒシヒシと感じました。

それにレコードって重いし、一枚に最大四曲くらいしか入らないし、今は原油高でレコード自体の値段は高くなっていますし・・・・・・CDですら買わないといわれている時代だからそりゃシスコも潰れるな~

なんだか音楽自体がとてもフラットなモノになっているように感じます。
ひょっとしたらコレからの時代、このフラットになった音楽の価値観をどれだけ立体的なモノに表現していくかが課題となるのではと思います。

ちなみにイベントの画像が下のURLで見られます。
レジスタンス・スタイルでのhirotecのライブ風景a.k.a勇姿が見られますw

http://photozou.jp/photo/list/190212/664305