最終回と事件と僕の巻。

月曜日いつもの通りにコンビニでスピリッツを立ち読み。「闇金ウシジマくん」を経て「ボーイズ・オンザ・ラン」を読む。

いきなり扉絵の「最終回」の文字にビックリ。慌てて読み始めた。

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なんだか消化不良で、打ち切り的な最終回。それでも涙が出た。

育児放棄で学校でもいじめられている小学生が、授業参観にて復讐のために火薬を集めて作った爆弾に火を付ける瞬間、主人公が駆けつけて、小学生を取り押さえるシーン。

最悪の結果を食い止めたその瞬間。僕は涙が出た。
それは日曜に起きた秋葉原通り魔事件にどうしても結びついてしまったからだ。


なにかあの惨劇を食い止めるモノは無かったのだろうか?


日曜はたまたま別の場所の歩行者天国を彼女と散歩し、夕方秋葉原に寄った。


もしかしたら、ひょっとしたら自分が殺されていたのでは?という自分の日常がとてつもなくあやういモノである恐怖。全く関係ない日常を送っていたひとたちが無差別に殺される惨劇。

もう勘弁してくれ。そう思ってウツな気分だった次の日の「ボーイズ・オンザ・ラン」の最終回。


上手く言えないけれども、この最終回が表現した生きていく希望、そしてボコボコされる勇気を胸に生きていきたいし、表現していきたいと思う。


自分のためでもあり、悲しんでいる人、最悪の選択を選ぼうとしている人のためにも。