近況&批評に挑戦の巻。

近況として・・・

九年間くらい使っていたリュックサックについに穴が空きました。とても愛用していたので、新しいのをただいま探しています。

値段とデザインに(貧乏性なので安くて良いもの大好き)ウルサイので、なかなか良いのが見つかりません。


批評ということで・・・・
Shing02の六年ぶりのアルバム「歪曲」について思った事を。
私はアルバムは7~9曲目を挟んで前半がとても聴きづらく、後半が聴きやすく感じた。

自分が聴きづらいのは、shing02のラップのスキルは凄いのですが、ラップが早すぎ、さらに普段聞き慣れない言葉で構成されているためなのだと思う。結果イマイチ前半は曲ごとのテーマが聴いているだけではわかりづらく感じる。

聴いていて思ったのは2007年のM-1グランプリ決勝での、キングコングの漫才に似ていると思いました。

サンドイッチマンが優勝した大会、キングコングの漫才もとても油にのっていて、そのスキルを思う存分に発揮している事は伝わってきました。でもなんかコンビのカケヒキがあまりにも早くて、スキルの凄さは伝わっても、内容や面白さがイマイチ伝わってこないように感じました。

shing02の今回のラップ、そのスキルは凄いのですが、「ラップ」と「言葉の羅列」の間を危うく行き来しているように感じてしまい、「音楽」として聴くには言葉が強く、良い意味で聴き流す部分が無い。言葉として聞くと意味を読み取るには歌詞カードをニラメッコしてウ~ンと考え込まなくてはならない。


で、後半は恋愛だったり孤独だったりとテーマが見えやすい詩が多く、そのぶん音楽として流せる所があるのでは?と思います。


出来る事と伝える事のバランスなのだと思うのですが・・・まあ時間をかけて聴いていくモノなのかな?

今回考えて発見したのですが、音楽として聴きながせる言葉、フロー、も大切なのだなと思う。

まあ聴きながせつつ、ソコに表現されている事が凄いのが理想ですけどね。

スチャダラの「5th wheel 2 the coach」とか、はっぴいえんどのファーストとかがこの私の理想に答えている音楽かな~と思う。

感想と批評の差がないな~w