クライム・ムービーに思う事の巻。

さっきまで元モデルでセレブの実在した賞金稼ぎを描いた映画「DOMINO」を見ていました。


感想は・・・目がチカチカしています。


いやさー、クライム(犯罪モノ)映画って事件を扱うから登場人物が多く、名前を覚えるのが苦手な自分にとって、ストーリーや犯罪のトリックについていくのに必死なんですよね。しかも外国の映画だと外人の名前で二重・三重にハードルが高くなります。

さらに「パルプ・フィクション」以降、最近のモノはストーリーが複雑で、取り引き&駆け引きのストーリーに必死にしがみついている状態です。

で、「ドミノ」。監督がトニー・スコット(兄はリドリー・スコット)なんですが、この監督の特徴なのか、カットの切り替えが早く、画面がチカチカ!!しかもPV的映像演出ばかりで、な~んか中身がない。

逆にもっと普通にやっていたら面白いモノになったんじゃないかしら。


結果、目がチカチカして痛いというなんともナスティーな後味でした。

なんだかおじいちゃんが「最近の映画はついていけん!!」と愚痴をこぼしているような内容になってしまいましたが、やっぱり時代が一回りして、スタンダードな表現で、失われた「当たり前だったモノ」を描く時代になったのでは?と思う日々です。

それにしても目がチカチカ。