誕生日の巻。

朝目が覚めて、
朝食兼昼食を食べて、
リーボックのスニーカーを履いて、
iPodで音楽を聴き、
電車とバスを乗り継いで職場に向かい、
タイムカードを押し、
子供たちが帰ってきて、
仕事をして、
タイムカードを押し、
バスと電車を乗り継いで、
帰りに本屋とコンビニで立ち読みをし、
自宅に帰り、
すでに父と母が食べ終わっている居間のテーブルの上で夕食を食べ、
部屋に戻ってインターネットをして、
曲を作ったり、デザインをやってみたりして、
風呂に入って、
深夜ラジオを聴きながら布団に入り、
睡魔に負けて眠りにつく。

この日常が永々に続けば良いのに、
でもそうは言っていられない現実もあり、
もしかしたら急に地震やらテロやら戦争やらのXデーが来るかもしれないし。

昔は先の事を考えると不安で何も出来なってしまうので、働ける様になってから、とにかく今日一日を生きてきた。

気づけば29歳になっている。

同い年のアナウンサーが僕の誕生日に自殺をし、昔奇抜なアイドルキャラだった子が、スゲー美人になっていて、ブログの写真をアップ。プロフィールを見るとこの子も自分と同い年で29歳だって。

毎年誕生日が来るたびに、「そろそろ今のままでは・・・・」なんて思っていたのですが、今年はそれが大きく、誕生日、すごくナーバスになってしまいました。

でも職場で子供たちと、天気のよい校庭で思いっきり遊んで、そんなモノがどっかへ行ってしまった。

また一日が始まり、
一日が終わる。

こんな日々が永々に続けば良いのにと思いながら。