ライブとその反省。

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昨夜はヒップホップイベント、WildStyleで知り合ったDJK.A.Zさんがオーガナイズするイベント「Synchro Style」にてライブしました。

ここ一ヶ月このヒップホップイベントでのライブのためのビート作りと、エレクトロニック路線の曲作りをずっと平行してやっていました。

今回は今までの経験から、ヒップホップイベントでのライブの場合、曲をテンポよくドンドンと展開して繋げていく方向性がいいだろうと思い、15分間に7曲くらいを詰め込むようにパターンを組みました。

あとやはり、テクノ野郎である自分にとって、ヒップホップはやはり外野であり、さらに機材もヒップホップならば定番のAKAIサンプラーでなくてRoland MC-307なので、この外野の立場からガツンとインパクトのあることができないだろうか?という事をかなり意識しました。

自宅の練習ではおお!!と思うくらい良かったのですが、いざ現場でライブをするラッパーの方々のバックトラックを聴いている内に、自分が「井の中の蛙」であることに気がついてしまいました。

いざライブが始まっても、ドラムが薄かったり(途中でDJK.A.ZさんがDJミキサーのイコライザーをいじってくれたのでかなりココはかわりました)、B-BOY密度の濃いイベントなので、みんな「定番の音」を求めている部分があり、やはり外野の自分にとって「定番の音」が出せない。だからと言って、テクノ野郎の「独自路線な音」でもない、何となく中途半端なものに感じてしまいました。

ただ曲の流れや展開は良かったので、もしまたヒップホップのイベントでライブをする時の課題となりそうです。

まあいつもはエレクトロニック路線の曲をメインに制作しているので、ソレ系のライブならばストックもあるし、手っ取り早いんだけど、ヒップホップのイベントだと外注生産みたいに、改めて作らないといけないのが大変なんですよね。

でもビート作りがエレクトロニック路線の制作にかなりフィードバックするので、いい経験になります。

声をかけてくれたDJK.A.Zさん、改めてありがとうございました。
あとラッパーのR-typeくんのライブがとてもよかった。
リリックも本人の素直さが出ていてとても好きです。