オススメMIXCDの巻。

いやはや暑さがぶり返してきて、地獄のような暑さです。

今回ブログに書こうと思っているのはオススメのMIXCDについて。
MIXCDとはなんぞやというと、DJがいろいろな曲をノンストップでつなげたCDであります。
普段のDJはクラブで1~2時間、多い時は3時間もプレイするのが普通ですが、CDなので最大で74分、そのDJの持ち味や展開をどう納めていくのかが重要になってきます。

で実際に自分もいろいろなMIXCDを買ってはきたのですが、展開や流れや選曲が自分にシックリくるものってのはナカナカないもです。

特にテクノだと難しくて、自分の中で最初はイイ感じなんだけど、途中でミニマルに行き過ぎてダレてしまうものや、最初から最後まで一辺倒なものなどが多くなかなか自分に合ったものは少ないです。

あとヒップホップだとやたらとスクラッチやら2枚使いをするものや、選曲が一辺倒なのも聴いているとちょっと辛いです。やはり自分好みに出会うのは難しいです。
そんな中で自分がコレは最高!!と思えるMIXCDをご紹介。


Sci Fi Level 4.4 トーマス・シューマッハ
http://www.amazon.co.jp/Sci-Level-4-4-Thomas-Schumacher/dp/B00005Q68F

このCDはたしかディスクユニオンのワゴンンセールで500円くらいで見つけて、正直期待しないで聴いたのですが、コレが大当たり!!
空間系のシンセが効いたトラックが多く、展開も派手ではなく、曲のつなぎも丁寧で淡々としているのですが、聴いているとジワジワと盛り上がっていき最後のベースがカッコ良いトラックでグッと持ってかれます。


Sweat Mix Vol.1 DJ Rolando
http://www.amazon.co.jp/Sweat-Mix-Vol-1-DJ-Rolando/dp/B00008KCOT/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1312811718&sr=1-1

これは確かデトロイトテクノのレーベルURのサブレーベルSweatの音源を元URのDJロランドがミックスしたものです。ジャンルとしてはハウスですね。
ハウスというと一時期乙女ハウスとか言っちゃってキラキラしたものばっかりになっちゃったりしていたのですが、コレはなんせデトロイトハウスなので、地に足が付いていて、音が太くてシンプル、そして滅茶苦茶ファンキーです。展開も素晴らしく、汗臭い男気あふれるシンプルなハウスが好きな人にオススメです。
ただ自分が持っているCDはいい所で音飛びするので困ったものです。


Rice And Beans : Mixed And Served Part 2 DJ DOGG
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGY8A/mixi02-22/

これは大好きなマイアミ・アンダーグランンド・ヒップホップレーベル、ボタニカ・デル・ヒバロの音源を北海道で活動しているMIC JACK PRODUCTIONというクルーのDJ DOGGがミックスしているものです。中南米の乾いた空気感をそのまま真空パックしたような雰囲気で、レーベルの入門編としても最高のCDです。展開も素晴らしく、日本語ラップが好きな人には、同じMIC JACK PRODUCTIONのビックジョーのラップ(多分オーストラリアの刑務所に入っていた時のもの)も聴けてオススメです。


Stones Throw 15 mixed by YAKENOHARA
http://www.amazon.co.jp/Stones-Throw-15-mixed-YAKENOHARA/dp/B004N8JLHI/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1312812768&sr=1-1

Stones Throwという西海岸のヒップホップレーベルの15周年記念としてレーベル音源をやけのはらがミックスしたものです。正直言って、Stones Throwというレーベルの事はあまり詳しくないのですが、選曲がアーバンミュージック的で、とてもオシャレであり、でも音は太く、展開も特に前半が素晴らしいです。

機会があったらぜひぜひ聴いてみて下さい。また、オススメがありましたら教えて下さい。