コンテンツ地獄の巻。

見たい映画が沢山ある。読みたいマンガも小説も聴きたい音楽も沢山ある。

そして、まだまだ自分が知らない&触れていない傑作作品が有り余るほどある。

しかもそれは時間とともに膨大な量に膨れ上がっていて、当たり前だが自分の人生では追いつけない量になっている。

これはたぶんネット環境の影響が大きい。昔ならば知らなかっただろう作品が関連リンクやおすすめを辿って出会ったり、試聴が出来たり、無料で見れたり。見逃してもソフト化されたりとか。とにかく昔だったら諦めていたモノが諦めなくてよくなったわけだしね。ハードディスクの容量が大きくなったことも関係するかも。

そして作品を発信する側も、作品を作るソフトが充実しているし、発表の場も気楽にネットにアップ出来るような環境に。

ますます量は増えて行くわけです。
そして
「ここまでコンテンツが充実していて、それでも自分の作品を作るってどんな意味があるんだろうか?」

とふと思ってしまいます。
でもコレは説明できないのですが、あえて言葉にすると、なにか作りたい、表現したいという「衝動」としか言えないように思います。

ただその「衝動」はいろいろな作品に触れて、吸収しなければ出てこないモノのようにも思います。

最近アーサー・C・クラークの短編を読み終えて、引き続き「幼年期の終り」にハマって読んでいて、さらに雑誌「映画秘宝」を買って読んで、今年は映画を一杯見ようと心がけているのは、今いろいろ吸収している時期なのだと思います。多分。

まあなかなか曲を録音するモチベーションが上がらない言い訳なのかもしれないけどねw

とにかくこのコンテンツ地獄に自ら溺れないように距離を取りつつ、いろいろ吸収していこうと思っています。