3Dの巻。

映画やらテレビやら最近話題の3D。

CMで『凄い臨場感!!』『飛び出す!!』といった煽り文句がよく流れているのですが、映画館や電気屋で見ると、「そこまで立体には見えないな~」と言うのが正直な感想です。


今日も品川駅で乗り換えようとしたら、大きな箱みたいな所にデカイ3Dテレビが二台置いてあり、固定された3Dメガネがあって覗き見箱のような『お試し3D』がありまして。

で今日こそは映像が飛び出て、ハンパない臨場感を味わえるのでは?
と思ってその覗き見式お試し3Dを覗いてみました。

映像は新作の車ゲームのグランツーリスモ

「う~ん!? あ? お!? ああ・・・・」

毎回3Dテレビや映画を見ると思うのは、3Dなんだけど、飛び出て見える立体感ではなくて、奥行きが出来る立体感なんですよね。平面の絵のレイヤーが重なって奥行きが出来ているような、立体紙芝居に感じます。

しかもその立体感ってしばらく見ていると慣れてしまって、結局普通の映像と同じ感じになってしまいます。

多分、人間の目って情報量が多すぎると、リミッターがかかって情報量を制限するように出来ているのではと思います。

これが静止画ならば、ず~と立体として処理できるのですが、動画となると、映像を追うと同時に立体であることも処理しなくてはいけなくなってしまい、結局立体であることは省略されていくように感じます。

かなり立体として見えるように意識した演出(こちらに物が飛んでくるみたいな演出)で無い限り、立体には見えづらいですね。まあ個人差はかなりあるとおもうけど・・・・

3Dを売りにしても、一過性のもので先が無いように思います。
それよりつまらない番組が面白くなるなるようなテレビの方が欲しいです。

まあそれより面白い番組や映像を作る方が早いかなw