本を読む

昨日友達と飲み食いをした。その事は友達の誰かが日記に書くだろうから、別の事を。

昨日図書館で社会学者、宮台真司「絶望 断念 福音 映画」という映画批評の本を借りて読んでいます。

で正直言って自分には書いてある事の70%理解出来ない本です。でも残りの30%になにか自分が生きている社会や世界(この二つの社会学的定義なんてこの本を読んで初めて知った)を知る事が出来るヒントになっているような気がする。

ただそれと同時に難しくて理解出来ない70%を読んでいると、「な~んかとてつもなく難しい事を考えて書いているけど、本当にそうなのかしら?」と思ってしまうのも正直な所でもあり、「映画をそこまで理論的に分析出来るならば、映画を作れば良いのに」なんてもともこもない事を思ってしまう。

でも多分それが自分が一時期大好きで著書を一杯読んでいた宮台真司から、段々と距離を置く様になっていった根本的な理由なのだと思う。

ま~そこまで自分が頭が良くないという事なのですが、自分の知りうる世界の中で、地に足をつけて生きていく事なのだとも思います。