美しい眠り

今日仕事に行く時に、家の裏にカラスの死体を見つけました。

カラスの体は太陽の光で青や緑に光り、優しく目を閉じて、美しい夢を見ているように見えました。

魂が体を離れて、どこかに飛び立ってしまった。そう感じました。


死後の世界や魂というモノを昔は全く信じていませんでした。でも祖父の死や、色々な経験から、死後の世界や魂を感覚的に(宗教的ではなくて)信じる様になりました。 それを信じる事で心が救われるし、それはなによりも死者へのいたわりなのだと思います。

「天国はない。ただ空があるだけ。」そう言い切れるほど人間は強くないと思う。

ある科学者は「人間の行動や心は脳の電気信号にすぎない」という。なんて科学的な考え方だろうとは思うが、それが真実とは思えない。

カラスは僕の大好きな祖父の世界に「カア、カア」と歌いながら飛んでいったのだろう。