スピルバーグによる地獄絵図映画の巻。

今日レンタル屋のセールで借りた映画「宇宙戦争」を見ました。

凄かった。
そして酷かった。
様はまさに地獄絵図。

「ガチャーン、ドシーン、ギャ~、ドキャ~ン、ブビュー、ギエ~、」

もうありとあらゆる擬音&怒号&悲鳴が飛び交う中、巨大なタコロボに対してなにも出来ない人間たち・・・・まさに生き地獄。

そのあまりにも絶望的な状況を、とてもリアルな描写と精神的に来る演出によって圧倒的に観客に降り注いできます。

あまりにも絶望的なシーンの連続に別な意味で涙が出てきましたw

それにしてもスピルバーグ
代表作「E.T.」のイメージと人の良さそうな笑顔をしながら、結構観客にエグイ物を見せるのが好きな監督ですよね。

しかも無駄に演出が上手いもんだから、そのエグさが倍増されて絶望感も倍増。

そんな描写ばっかりのこの映画を見ていて急に思い出したのですが、

小さい頃によく兄が僕をからかうために、たとえば兄弟で留守番している時、兄は押し入れに隠れてしまい、急にいなくなり僕が心細くなって家の中を「兄ちゃ~ん」と言いながら探していると・・・・

「ワア~!!!!!」

と大声で出てきてビックリさせたり、雨戸が閉められた暗いピアノの部屋に閉じ込めたり、ピアノで「ダダダダ~ン」と弾いて怖がらせたりなどなど

小さい頃に兄にやられたイタズラを思い出しましたw

スピルバーグってそういう「おどかしてやろう」「ビックリさせてやろう」というイタズラ心のまま大人になって映画を作っているんじゃないかしら。だっておどかし方があまりにも上手すぎますもんw