ドープ・一揆の巻。
昨日ヒロテックが参加しているイベント「Lea_fresh(リフレッシュ)」のミーティングがありました。
そこでライバルであるトラックメーカー、GHST BUST@氏に最近の安易なジャジー・ヒップホップ&メロー・ヒップホップへの違和感を話し、GHST BUST@氏がどう思っているか聞いてみました。
するとこの「違和感」には同意見である事。そしてこれからその反動で、今まで虐げられていたドープなモノを求めて音を作っていた奴らが爆発する「ドープ・一揆」が起こるではなか?と話していました。
ちなみに「dope [ドープ]」の意味とは『もともとの「麻薬」という意味の言葉が、「病みつきになる」という意味へと転じ、「ヤバい」という意味で使われる。
例「あの人マジでドープだね」』との事
(http://hiphop.yahoo.co.jp/closeup/dic1.htmlより抜粋)
実は自分はこのdope(ドープ)という言葉をdeep(ディープ)が訛ったスラングと勘違いしていました。
でも自分が求めて作る音は確実にdeepでありdopeでありたいと思います。
そして昨今のジャジーヒップホップやら乙女ハウスやらには確実にこのドープ&ディープが足りないと思う。
上っ面の綺麗さでは表現できないもの。それを自分は表現したいのだと。
先週録音を重ねる過程で、自分が求める音には必ず「痛み」があるように思いました。そしてその「痛み」を和らげるような、「痛み」を乗り越え光を求めるような、痛みが無くなるよう祈るような・・・・そんな音を表現しているのだと思います。
地元の公園のベンチに寝転んで本を読みながら、これから自分が求める音を作り、形にしていくことで「ドープ・一揆」を起こしていこう!!と心に誓いました。
(ちなみにベンチで読んでいた本は 雨宮処凛「悪の枢軸を訪ねて」)