最近思う事

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9.11以降、または「失われた十年」といわれた時代以降、世の中はとても不安定で、今まで安全だと思われていた事や、当たり前だと思っていた価値観が崩れてしまっている。

その時代の流れの中で、自分は大学を卒業し、ニートで社会と繋がる事が出来ない最低の一年間を過ごし、その後放課後ルーム(学童)という仕事について、今がある。

そして自分が表現したい事はより日常の中にある美しさを表現する様になっていく。で現時点で「ひるの星座」というアルバムが完成した。

今自分が好きな音楽やマンガなど表現されたモノは、だいたい自分がこの「日常の中にある美しさ」を感じるモノであり、それを表現したものが一番ピンとくる。

なぜなんだろうか?

多分それはイロイロなモノが崩れてしまった(あのニューヨークのツインタワーも含めて)世界で、改めて生きていく事を見つめ直し、よりどころになるものを探している過程なのだと思う。

こんなに荒れ果ててしまったからこそ、より何気ない日常がとても愛おしく思えるのではないか?そしてそれは人間の生きていく力強さなのではないのだろうか?

いつも大はしゃぎなラップしかしないビースティーボーイズが、まじめに自分の生まれ故郷であるニューヨークを希望を込めてラップした『an open letter to nyc』を聴きながら、浅野いにおの『ソラニン』を読みながら、地元の千葉ロッテを応援しながら、子どもたちと接しながら、絵を描いたり、曲を打ち込みながら・・・・そう思う。