孤独の正体

確か「幽霊の正体見たり、柳の枝」という言葉がありましたよね。
すご~くその存在が怖くて、怖くてたまらなくて、でも実際にその正体を見たらまったくたいした事がなかったみないな。

そんな感じを自分は今「孤独」というモノに感じています。

昔は常に絶望的な孤独感があって、かなり苦しんでいました。
「なんで自分は結局一人なのだろう?」とか「どうせ自分なんて・・・」みたいな感じで。

でも先月初めて彼女が出来て、一ヶ月も経たないうちにフラれたのですが、この経験の過程で、人間が感じる孤独感とその逆に人と、特に異性と繋がりたいと思う気持ちってとても本能的で動物的なものなのだとわかりました。

そう思うと「な~んだ、そんなもんか!!悩んでいたのがバカみたい」とすごく楽になりました。

自分はいままで一人で来たので、その孤独を埋め合わせるように作品作りに没頭していた所がありました。でも逆を言えば、作品を作ることによって自分は全く孤独ではない。むしろ他の人にはできない事をしているんだ。と思えるようになりました。

今までと少し見える風景が変わったような気分です。まあでも恋人は欲しいけどね(笑)