宇宙観

ず~と宮沢賢治を読んでいるのですが、特に「銀河鉄道」を読んでいて思った事なのですが・・・・

銀河鉄道で描かれている宇宙は自分のイメージでは暗闇の中に粒のような光がキラキラと光りつつ音がなく静かという感じ。しかもその光り一つ一つに生命の生死が詰まっているというイメージなのですが、なんか自分が日頃感じている宇宙とは違う何とも言えない違和感がありました。

でふと夜に空を見上げてみて、その違和感の原因がわかりました。
今住んでいる所は夜は街の明るさで全く星が見えないのです。

宮沢賢治が普段見ていた夜空はきっと何倍も星が見えたのでしょうし、住んでいる日常世界から宇宙が繋がっているというイメージが出来たのだと思います。

一方で自分が見上げる夜空は星はポツポツぐらい。で宇宙には空気がなく、星が一杯あるなんて事は知識としては知っているのですが、あくまで知識。頭の中にしかない世界なのです。これが違和感の原因なのだと思います。

宮沢賢治の影響もあり、今作っている音やデザインが日常と宇宙が繋がる感じだったのですが、イメージの世界だけで凄くヒヨワな感じがしてしまいます。


だから満天の星空を見てみてみたい。旅に出るか!?