一人自転車に乗って思う日々

日曜日はみさなん、遊んだりデートしたりしているんだろうな~と日曜の午後一人iPodで音楽を聴きながら自転車でブラブラ。こればっかり。市内の古本屋を巡って中古CDを物色。これもこればっかり。

自転車に乗りながら空を見つめ、電線を目で追いかけながら、音楽と光景をゆっくりと合わせていく。すると三年前くらいの事を思い出したりして妙にセンチメンタルな気持ちになる。

そして今一番思うのはこのまま27歳になってしまう自分への焦りと苛立ち。

「もう27だってのにまだ・・・・」こればっかり

ほかの人が恋人を作り、別れ、それを繰り返し、結婚したりしている人もいるのに、自分はず~とひとりぼっち。

その分を創作活動に費やしてきたけど、それを肯定できるほど自分に自信が無い時にグラグラと心が揺れる。今日も少し不安定に揺れた。

でもそれと同時に救われる事もあった。

ラジオで武田鉄矢太宰治の名言集の事を話した。
「『憂い』に人と書いて『優しい』という字になるのです。だから人間は憂いが多いほど人に優しくなれるのです。」

そうかもしれない。だから自分は今それを作品にしているのだと。
今日二曲パターンが出来て、さらに新しいループするフレーズが出来た。

とにかく日々を重ねていこう。白い朝日がのぼり、あたたかい太陽が日々を見つめ、赤い夕日となって落ちて、星空が広がるこの繰り返しを。